GoPro HERO13 Black 発売日・新機能・選び方まで完全ガイド【2025年最新版】

アクションカメラの代名詞「GoPro」の最新モデル「HERO13 Black」が2024年に登場しました。新機能や性能、旧モデルとの違いなど、購入を検討している方がまず知っておきたい情報をまとめて、徹底解説します。交換式レンズ対応や13倍スローモーション機能など、GoProの最新技術を詳しく紹介するとともに、「今買うべきか」「どのモデルを選ぶべきか」といった疑問にも答えていきます。
目次
- GoPro HERO13 Black 最新モデルの概要
- HERO13 Blackの新機能詳細
- HERO12 Blackとの違いは?(旧モデル比較)
- 他のモデルとも比較:どれを選ぶべき?
- 購入前に知っておきたいポイント
- GoPro HERO13 Black よくある質問【FAQ】
- まとめ – HERO13は買いか?
GoPro HERO13 Black 最新モデルの概要
発売日・価格・基本スペック
GoPro HERO13 Blackは2024年9月11日に正式発売されました。メーカー直販価格は税込68,800円で、前モデルHERO12 Black(発売時63,800円)より5,000円ほど価格が上がっています。
基本スペックは1/1.9型CMOSセンサー、5.3K/60fps撮影対応、10mの防水性能など従来モデルの優れた性能を継承。画質面ではHLG HDRビデオ対応や10ビットカラー記録も可能で、プロ並みの映像表現が手軽に実現できます。
新機能ハイライト
HERO13 Blackで特に注目すべき新機能は以下の3つです。
- 交換式「HBシリーズレンズ」対応: 超広角・マクロ・アナモフィックの3種類のレンズモジュールが登場し、1台で多彩な映像表現が可能に
- 最大13倍バーストスローモーション: 720p解像度で最大400fpsの超スロー撮影機能を搭載し、スポーツの瞬間をより詳細に捉えられる
- GPS機能の復活: HERO12で廃止されていたGPS機能が再搭載され、映像に速度や高度などの情報を追加できるようになった
このほか、バッテリー容量の増加やWi-Fi 6対応による転送速度の向上など、使い勝手を改善する細かな進化も盛り込まれています。
HERO13 Blackの新機能詳細
バッテリー強化と発熱対策
HERO13 Blackでは新設計の「Enduroバッテリー」を採用し、容量が1,900mAh(従来の1,720mAhから約10%増)となりました。これにより長時間の撮影が可能になり、特にアウトドアやアクションシーンでの利便性が向上。寒冷地での性能も改善されています。
ただし注意点として、バッテリーの形状や端子が変更されたため、HERO12以前のモデルとの互換性はありません。これまでのGoProユーザーが買い替える場合は予備バッテリーも一緒に購入する必要があります。
発熱対策も改善され、真夏の連続撮影でも以前のモデルより安定した撮影が可能になっています。
進化したスローモーション撮影
HERO13 Blackの目玉機能の一つが「バーストスローモーション」です。最大13倍(720p時400fps相当)の超スロー映像撮影が可能になりました。具体的には以下の設定が選べます:
- 13倍(400fps):720pで15秒間
- 12倍(360fps):900pで15秒間
- 4倍:5.3K
このスローモーション機能は、スポーツの決定的瞬間やアクションシーンの細部を捉えるのに最適です。ゴルフスイングの分析やサーフィンの技の確認など、これまで見えなかった動きの詳細が確認できるようになりました。
復活したGPS機能
HERO12 Blackで廃止されていたGPS機能がHERO13 Blackで再び搭載されました。これにより、以下のことが可能になります:
- 撮影した動画や写真に位置情報を付加
- 後から撮影場所を地図上で確認
- 速度、経路、地形、高度などのデータ追跡
- サードパーティのメディア管理アプリでジオタギングをサポート
特に旅行やアウトドア撮影では、後から「どこで撮ったものか」を確認できる便利機能です。また、マウンテンバイクやスキーなどのスポーツでは、スピードや高度の変化を映像と合わせて記録できるのも魅力です。
交換式レンズ「HBシリーズ」対応
HERO13 Blackの最大の特徴は、交換式レンズシステム「HBシリーズ」に対応したことです。3種類のレンズモジュールが用意されています:
- 超広角レンズモジュラー(16,800円): 標準レンズより広い視野で撮影可能、ダイナミックな風景撮影に最適
- マクロレンズモジュラー(21,800円): 単体と比べ4倍の近さで撮影できる、ピントの調整リングも搭載
- アナモフィックレンズモジュラー(21,800円): 16:9・21:9のアスペクト比に対応し、映画のような映像が撮れる(2025年発売予定)
また、NDフィルター4枚セット(ND4/8/16/32)も発売され、明るい環境でのシャッタースピード調整やモーションブラー効果なども実現可能になりました。
レンズを交換するだけでカメラが自動検出し、最適な設定に調整するインテリジェントな機能も備えています。これにより、一台のGoProでより多彩な映像表現が手軽に楽しめるようになりました。
その他の改良点
- Wi-Fi 6対応: コンテンツの転送スピードが最大40%高速化
- HLG HDRビデオ対応: より広いダイナミックレンジの映像記録が可能に
- オーディオカスタマイズの強化: 背景音の中で声を際立たせる設定なども追加
- マグネット式ラッチマウント: マウントの着脱がより簡単に行える新設計
HERO12 Blackとの違いは?(旧モデル比較)
スペック比較表
項目 | HERO13 Black | HERO12 Black |
---|---|---|
センサー | 1/1.9型CMOS | 1/1.9型CMOS |
最大解像度 | 5.3K/60fps | 5.3K/60fps |
バッテリー容量 | 1,900mAh | 1,720mAh |
スローモーション | 13倍(400fps):720p 12倍(360fps):900p | 8倍/4倍スロー |
GPS | あり | なし |
交換レンズ対応 | ○(HBシリーズ) | × |
防水性能 | 10m | 10m |
重量 | 159g | 154g |
発売価格 | 68,800円 | 63,800円 |
進化した点
HERO13 BlackがHERO12 Blackから大きく進化した点は主に次の3つです:
- バッテリー容量の増加:新型Enduroバッテリーで1,720mAhから1,900mAhへ約10%アップし、連続撮影時間が伸びました。
- バーストスローモーション機能:最大13倍(400fps)のスローモーション撮影が可能になり、スポーツやアクションシーンの撮影の幅が広がりました。
- GPS機能の復活:HERO12で廃止されていたGPS機能が再搭載され、位置情報記録や速度表示などが可能になりました。
- HBシリーズレンズ対応:交換式レンズシステムの導入により、一台で多彩な映像表現が可能になりました。
据え置き/変わらない点
一方で、以下の点はHERO12 Blackとほぼ同等、あるいは大きな変化がありません:
- センサーサイズ:1/1.9型CMOSセンサーで変更なし
- 最大解像度:5.3K/60fpsで従来通り
- 基本的な画質:GP2プロセッサも同じで、通常撮影時の画質は大きく変わらない
- 本体サイズ・重量:ほぼ同じ(わずか5g増加)
他のモデルとも比較:どれを選ぶべき?
HERO13 Black vs エントリーモデルHERO
2024年モデルではフラッグシップのHERO13 Blackと同時に、新エントリーモデル「HERO」も発売されました。両者の比較は以下の通りです:
- HERO:税込34,800円、超コンパクト設計(重量わずか86g)、4K対応、操作シンプル、初心者向け
- HERO13 Black:税込68,800円、最高画質、多機能、交換レンズ対応、上級者・プロ志向
初めてGoProを購入する場合、用途によって選び分けるのがポイントです。旅行の記録や日常使いなら手軽なHEROで十分ですが、本格的な映像制作や多彩な表現を楽しみたいならHERO13 Blackがおすすめです。
HERO13 Black vs 過去のHERO11/10
HERO10 Black以降のモデルは同じGP2プロセッサを搭載しているため、基本性能に大きな違いはありません。それぞれの特徴は:
- HERO10 Black:基本性能は十分、現在は値下げ価格で入手可能
- HERO11 Black:センサーが強化され8:7撮影に対応、バッテリー寿命も向上
- HERO12 Black:バッテリー持ちがさらに向上、垂直撮影対応(ただしGPS非搭載)
- HERO13 Black:交換レンズ対応、超スロー機能、GPS復活
予算重視の場合は、型落ちモデルや中古を狙うのも賢明な選択肢です。特にHERO11やHERO12は、新モデル発売に伴い価格が下がっていますが、一般的な使用では十分な性能を持っています。
初心者におすすめはどれ?
- 超初心者:シンプルさ重視なら新「HERO」(34,800円)
- バランス重視:HERO11 Black(値下げ品・中古品を狙う)
- 最新機能重視:HERO13 Black(68,800円)
- コスパ重視:HERO12 Black(HERO13発売で値下がり中)
初めてアクションカメラを使う方なら、操作が簡単なHEROがおすすめです。一方、「せっかく買うなら高性能なものを」と考えるなら、機能バランスの良いHERO12 Blackや、多機能なHERO13 Blackがより長く使えるでしょう。
購入前に知っておきたいポイント
旧モデルの価格動向
GoProは新モデルが発売されるごとに下位モデルの価格は下がる傾向があります。HERO13 Black発売後、HERO12 Blackは値下げされ始めています。高性能を求めていない方は、新モデル発売後に下位モデルを購入すると良いかもしれません。
価格重視の方は、セール時期(ブラックフライデーや年末商戦など)を狙うのも一つの手です。
アクセサリー互換性
HERO13 Blackを購入する際に注意したいのは、アクセサリーの互換性です:
- バッテリー:HERO12以前のモデルとは互換性なし(新型Enduroバッテリー採用)
- マウント類:従来品と基本的に互換性あり
- 保護ケース/フレーム:サイズがほぼ同じなので、多くのHERO11/12用ケースが使用可能
- メディアモジュラー:使用可能だが、新レンズモジュールとは併用不可
特にバッテリーの非互換性は重要なポイントです。HERO9/10/11/12からアップグレードする場合は、予備バッテリーも新しく購入する必要があります。
実際のバッテリー駆動時間
公称値では4K/30fps撮影時に約150分、5.3K/30fpsで約90分となっています。ただし、実際の使用では以下の条件で変動します:
- 高解像度、高フレームレートほど電池消費が早い
- 寒冷地での使用は電池持ちが短くなる
- 連続使用で本体が熱くなると消費も増加
長時間撮影を計画している場合は、予備バッテリーや外部電源オプションを検討するのが無難です。
発熱・自動停止の検証
アクションカメラの弱点の一つが発熱問題です。HERO13 Blackでは、バッテリー改良により熱耐性がやや向上していますが、真夏の炎天下での連続撮影ではやはり注意が必要です。
実際のテストでは、30℃以上の環境で4K/60fps連続撮影を行うと、約20~30分で本体が熱くなり、極端な場合は自動停止する可能性もあります。通常の使用では問題ありませんが、長時間の連続撮影を計画している場合は、定期的に休憩を入れるか冷却対策を考慮すると良いでしょう。
GoPro HERO13 Black よくある質問【FAQ】
Q1: GoPro HERO13 Blackはいつ発売されましたか?
A1: 日本での発売日は2024年9月11日です。GoPro公式ストアや各販売店で同日から販売が開始されました。例年通り秋の発売で、予約はその1週ほど前から受け付けていました。
Q2: HERO13 Blackの価格はいくらですか?旧モデルより高いの?
A2: HERO13 Blackのメーカー直販価格は税込68,800円です。前モデルHERO12 Black(税込63,800円)より約5,000円高くなっています。新機能追加分の価値がその価格差に見合うかがポイントですが、発売後しばらくして旧モデルは値下げ傾向にあります。予算次第ではHERO12 Blackを安く買う選択肢もあります。
Q3: HERO12 Blackから何が進化しましたか?
A3: 大きな進化点は3つあります。まずバーストスローモーション(最大13倍スロー)機能が追加されたこと、次にバッテリー容量が約10%増えて長時間撮影に強くなったこと、そしてGPS機能が復活したことです。逆にセンサーサイズや動画解像度自体はHERO12と同じで、画質面のベースは踏襲されています。
Q4: 初めてGoProを買うならHERO13 BlackとエントリーモデルHEROどちらがいい?
A4: 本格的に映像にこだわりたいならHERO13 Black、手軽に使いたい初心者ならHEROがおすすめです。HERO13 Blackは最新機能が詰まっていますが価格も約2倍します。一方エントリーモデルのHERO(3万4800円)は画質は4Kまでで機能は絞られますが、小型軽量で操作も簡単なので入門用に最適です。
Q5: HERO13 Blackに旧モデルのバッテリーやアクセサリーは使えますか?
A5: バッテリーに関しては互換性がありません。HERO13 Blackは新設計のEnduroバッテリーを採用しており、HERO9/10/11/12用バッテリーとは形状が異なるため使用できません。その他のアクセサリー(マウント類やメディアモジュラー等)は基本的に従来モデルと共通して使えます。ただし、新登場のレンズモジュールはHERO13専用です。
Q6: HERO13 Blackは買い替える価値がありますか?(HERO12からアップグレードすべき?)
A6: 現行のHERO12 Blackに満足しているなら、スローモーション撮影や交換レンズに魅力を感じるかで判断すると良いでしょう。HERO13の新要素に魅力を感じない場合、画質や通常機能は大差ないためHERO12のままでも不自由ありません。ただ、より創造的な映像表現(超スローやシネマ風撮影)を楽しみたいならHERO13 Blackへのアップグレード価値は高いです。
Q7: 次のGoPro(HERO14)はいつ出そうですか?今買ってすぐ型落ちになりませんか?
A7: GoProはここ数年、毎年9月頃に新モデルを出すサイクルが続いています。そのため予想通りであればHERO14は2025年秋頃になる可能性が高いです。現時点(2025年前半)でHERO13 Blackは最新モデルなので、発売直後に型落ちになる心配はありません。むしろ次モデルまで1年近くありますので、今から使い始めて撮影を楽しめる期間は十分あるでしょう。
まとめ – HERO13は買いか?
結論:このような人にはHERO13がおすすめ
✅ 超スローモーション撮影を楽しみたい方
13倍のスローモーションは、スポーツやアクション撮影で新たな表現が可能に
✅ レンズを交換して多彩な映像表現を試したい方
マクロや超広角など、シーンに合わせたレンズ選択で創造力を広げられる
✅ GPS情報を映像に記録したい方
旅行やアウトドア活動での位置・速度記録が重要な方には必須の機能
✅ 長時間の撮影に備えたい方
容量アップした新型バッテリーは、イベントや長時間撮影で威力を発揮
こういう人は旧モデルやエントリー機でも十分
✅ 価格重視の方
HERO12 Blackなどの旧モデルでも、通常撮影なら十分な性能を持っている
✅ シンプルな操作性を求める初心者
エントリーモデルのHEROは操作が簡単で、気軽に使い始めたい方に最適
✅ 旅行の記録や日常利用が中心の方
基本的な撮影が目的なら、よりリーズナブルなモデルでコスパを重視する方が合理的
GoPro次世代機は2025年秋?
GoProは例年通りなら2025年秋に次世代機(HERO14)が登場する可能性が高いです。しかし、そこまで待つとほぼ1年間の撮影機会を逃すことになります。
今回のHERO13 Blackは、交換レンズ対応という大きな変化があったモデルです。次世代機でさらなるスペックアップは期待できますが、現時点でもHERO13 Blackは非常に高性能なアクションカメラであることは間違いありません。
撮影を楽しみたい気持ちと予算のバランスを見て、自分にぴったりのタイミングでGoProライフをスタートさせましょう!
この記事は2025年4月時点の情報に基づいています。最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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