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ZTEの「Libero 5G」評判と実力を徹底解説!中国製スマホは本当に買いなのか

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ZTEの「Libero 5G」評判と実力を徹底解説!中国製スマホは本当に買いなのか

近年、格安スマホ市場で存在感を増しているZTEのLibero 5Gシリーズ。「コスパが良い」と評判の一方で、「中国メーカーだけど大丈夫?」「長く使えるの?」といった疑問も少なくありません。本記事では、環境意識が高く賢い選択をしたい方に向けて、ZTEスマホの評判・メリット・デメリットを徹底検証します。

ZTEスマホとは?評判を知る前の基礎知識

ZTEは中国・深セン市に本社を置く大手通信機器メーカーです。日本市場では主にエントリーモデル(入門向けの低価格帯モデル)を展開しており、ワイモバイルやソフトバンクなどのキャリアと提携して「Libero 5G」シリーズを販売しています。

ZTEスマホの特徴

最新モデル「Libero 5G IV」を例に取ると、以下のような特徴があります:

  • コストパフォーマンスの高さ: 2万円台前半の価格ながら5G対応、おサイフケータイ、防水防塵(IP67)機能を搭載
  • 実用十分なスペック: 日常利用に必要な機能をバランスよく網羅
  • キャリア連携: ワイモバイルなど特定キャリアでは大幅割引(場合によっては1円)での提供も

他社格安スマホとの違い

同価格帯の格安スマホ(OPPO、Xiaomiなど)と比較すると、ZTEは「必要十分な性能と基本機能を抑えたバランス型」と位置づけられます。とくにLiberoシリーズは日本向けにカスタマイズされており、おサイフケータイや防水など日本人が重視する機能をしっかり搭載している点が特徴です。

ZTEスマホのメリット・デメリット

実際に購入を検討する前に、良い点・悪い点をチェックしましょう。

主なメリット

  • 圧倒的な価格の安さ: 通常2万円台、キャンペーン時には数千円という破格値
  • バッテリー持ちの良さ: 4420mAhの大容量バッテリーで丸1日以上の使用が可能
  • 防水防塵対応: IP67等級の防水防塵性能で雨や埃を気にせず使える
  • おサイフケータイ対応: モバイルSuicaなど日本の電子決済が利用可能
  • 指紋認証と顔認証: 生体認証でセキュリティと利便性を両立

主なデメリット

  • 処理性能の限界: 最新の3Dゲームなど負荷の高いアプリは不向き
  • カメラの弱点: 夜間撮影が苦手、超広角カメラ非搭載
  • アップデート期間の短さ: OSの大型アップデートは1回程度で終了することが多い
  • イヤホンジャック非搭載: 有線イヤホンを使いたい場合は変換アダプタが必要
  • 付属品なし: 充電器などが同梱されておらず別途購入が必要

実際の口コミ・評判まとめ

ユーザーからの評価を分析すると、評価の傾向には明確な特徴が見られます。

ポジティブな評判

「価格の割に必要十分な性能で満足」という声が圧倒的多数です。特に以下のような評価が目立ちます:

  • 「バッテリーの持ちが良く、1日使っても電池切れの心配がない」
  • 「普段使いには十分なサクサク感がある」
  • 「おサイフケータイや防水対応で実用性が高い」
  • 「画面が大きく、動画視聴やウェブ閲覧が快適」

多くのユーザーは「価格以上の満足感」を得ているようです。

ネガティブな評判

一方で、不満の声も少なからず存在します:

  • 「タッチの反応が時々悪くなる」
  • 「再起動ループに陥った」「ボタンが陥没した」といった不具合報告
  • 「カメラの夜間撮影は期待できない」
  • 「処理の重いゲームはカクつく」

ただし、こうした不満は「価格を考えれば許容範囲」という意見も多く、コストパフォーマンスに対する評価は総じて高いと言えます。

環境・持続可能性に配慮したスマホ選びとZTE

環境意識の高いユーザーにとって、スマホ選びの基準は単なる性能や価格だけではありません。

バッテリー長持ちと省電力設計

Libero 5Gシリーズは4000mAh以上の大容量バッテリーを搭載し、一般的な使用で1日以上持つ設計になっています。バッテリー寿命を延ばすためのヒント:

  • 充電は20%~80%の範囲内に保つのが理想的
  • 高温環境での使用・充電を避ける
  • 画面の明るさや自動ロック時間を適切に設定

長く使うための信頼性

ZTEスマホをより長く使うための注意点:

  • 定期的なセキュリティアップデートは必ず適用する
  • 不要なアプリや機能をこまめにオフにする
  • 保護ケース・保護フィルムの使用で物理的な破損を防ぐ

他の格安スマホとの比較検証

同価格帯の他社スマホと比較すると、ZTE Libero 5Gシリーズの立ち位置がより明確になります。

スペック・価格比較表

機種プロセッサRAMバッテリー防水おサイフ価格帯
ZTE Libero 5G IVSnapdragon 480+4GB4420mAhIP672.2万円〜
OPPO A55s 5GDimensity 7004GB4000mAh×2.5万円〜
AQUOS wishSnapdragon 4804GB3730mAhIPX5/82.7万円〜

*※価格は一般的な販売価格であり、キャンペーンなどで変動します

コスパ・特徴の比較

  • ZTE Libero 5G IV: バッテリー持ちと防水性能が強み、価格の安さが最大のメリット
  • OPPO A55s 5G: カラフルなデザイン性と独自UI(ColorOS)が特徴
  • AQUOS wish: シャープ製で日本メーカー特有の安心感があるが、やや高価

よくある質問(FAQ)

Q1. ZTEスマホのバッテリーはどのくらい持ちますか?

Libero 5G IVは4420mAhのバッテリーを搭載しており、通常利用で丸1日以上持ちます。実際のユーザーレビューでも「バッテリー持ちが良い」という評価が多く見られます。また22.5Wの急速充電にも対応しているため、短時間で充電できるのも魅力です。

Q2. セキュリティ面は大丈夫?中国メーカーのスマホを使っても安全ですか?

結論から言えば、一般ユーザーが通常利用する範囲では過度に心配する必要はありません。ZTEは世界的な大手通信機器メーカーであり、各国の規制に合わせて製品の安全基準を満たす努力を行っています。多くのZTE端末はGoogleの「Playプロテクト認定」を受けており、一定のセキュリティ要件を満たしていることが証明されています。

ただし、ユーザー側でも注意は必要です。アップデートはこまめに適用し、不審なアプリのインストールは避けるといった基本的な対策を心がけましょう。

Q3. ZTEスマホは何年くらい使えますか?

ハードウェア自体は丁寧に扱えば3〜4年程度使用できる耐久性はあります。ただし、OSのメジャーアップデートは1回程度で終了することが多く、セキュリティアップデートも発売後2年程度で配信が終了するケースが見られます。

長期間(3年以上)最新状態で使い続けたい方にはやや不向きかもしれませんが、2年程度の使用を想定するならコスト的にも十分メリットがあります。

Q4. カメラの性能はどうですか?

Libero 5G IVは最大約5,000万画素のメインカメラを含むトリプルカメラを搭載しており、日常利用には十分な性能です。昼間の撮影やSNS投稿用の写真であれば問題なく撮影できます。

一方で、夜景や暗所での撮影はやや苦手で、超広角カメラも非搭載です。「普段使いの記録用」と割り切れば満足できる性能ですが、本格的な写真撮影を重視する方にはやや物足りないかもしれません。

Q5. ゲームには向いていますか?

重い3Dゲームや最新ゲームをメインで遊ぶ用途には正直向いていません。ZTEスマホ(特にLiberoシリーズ)はエントリークラスのSoCを搭載しているため、負荷の高いゲームでは動作がカクついたり、アプリが落ちる場合があります。

一方で、ライトなカジュアルゲーム(パズルゲーム、カードゲーム等)や、設定を下げれば対応できる程度のタイトルであれば問題なく遊べます。ゲームを中心に使いたい方は、より高性能なミドルレンジ以上のスマホを検討した方が良いでしょう。

まとめ:ZTEスマホは買いか?

ZTEのLibero 5Gシリーズは、以下のような方におすすめできます:

  • 予算を抑えつつ必要十分な機能が欲しい方
  • バッテリー持ちを重視する方
  • おサイフケータイや防水機能など日本特有の機能が必要な方
  • SNS・ウェブ閲覧・動画視聴が主な使用目的の方

一方、以下の方には向かないかもしれません:

  • 最新の重いゲームを快適に遊びたい方
  • カメラ性能を特に重視する方
  • 3年以上のOSアップデートサポートを期待する方
  • 最高性能や最新機能にこだわる方

総じて、ZTE Liberoシリーズは「必要最低限の機能を備えた実用的なスマホを安く手に入れたい」という方にとっては非常に魅力的な選択肢です。キャリア割引を活用すれば数千円という破格の価格で手に入ることもあり、サブ機や初めてのスマホ、予備機としても優れています。

価格相応の制約はありますが、日常使いに必要な機能は十分に備えており、コストパフォーマンスを重視する賢い選択肢と言えるでしょう。

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